はじめに
年末年始のイベントが終わり、今日から出勤という先生方が多いですよね。
子どもが登校するまで残り僅かな日数の中で準備を進めていかなければ…とプレッシャーに感じていませんか?
私なんかは、アレもコレもと気が回ってしまい、短い期間にカッ詰めて準備をするのですが、どれも中途半端で低クオリティ…
でも、締めくくりの3学期だからこそしっかりと準備したいものですよね。初日の動きで学級の雰囲気が決まってきます。
非常に重要なスタートだからこそ「完璧」より「最低限の準備」をしっかりとして迎えたいものです。
今回は、私が考える”短い期間に必要な最低限の準備”を紹介して行きたいと思います。
① 子どもを迎える板書と言葉かけ
まず、準備をしようと思うのはこれではないでしょうか?
先生によって力の入れ具合が全く異なりますよね。私なんかいつも不安で、他の教室を見て回り、自分のクオリティと比較してしまいます。
ただ、それを比較していても、何も変わらないし、自己満足であったことに最近気づいてしまいました。
子どもが見るのは一瞬で、そんなに記憶に残らないです。
華やかさよりもその先生らしく「安心感」や「戻ってきて良かった」と思える板書を心がけるといいと思います。
具体例
- 黒板中央に
「あけましておめでとう。今日から3学期、一緒にがんばろう」など
「会えてよかった」「残りの短い日数でパワーアップしていこう」といった、短く明るい展望をもてるものがいいです。 - 端に
・今日の予定や流れ
・提出物の確認
もう、シンプルでいいです(笑)重要なのはそこではありません。
ただ、白黒よりは、色チョークを使って少し抑揚をつけたほうがいいかもしれません。
とにかく、華やかすぎる板書より、自分らしさや学級の雰囲気らしさを出したものを短く伝えることが大事ではないでしょうか。
言葉かけ例
最初に全体にかける言葉ってすごく考えますよね。
「褒めたい」けど「目標も話したい」、「できれば初日から叱りたくない」など考えることは山積みです。
それで、たくさん考えた結果、”何を伝えたいのかわからない”変な文章になっている方って多いのではないでしょうか?
私がいつも意識しているのは、
・2学期までできていたことを褒める
・「こんな先輩になっていこう」「こんな形で卒業していこう」などの明るい展望
をサクッと話すことです。長々とした話はしなくていいと思います。というか、たぶん聞いてません(笑)
②初日にするレクの準備
次に準備していくのは初日の学活で行うレクリエーションの準備です。
まさか、初日からガッツリ授業という方はそういないのではないでしょうか?
まずは雰囲気をやわらかく、「来てよかったな」と思えるような仕掛けを作っていきましょう。
しかし、「何をすればいいかわからない」「そのために書籍を買うのも…」という方も多いはずです。
そんなレクリエーションの準備もサクッと10分程度で終わらせてしまいましょう。
🔹おすすめレク例(3つ)
① 冬休みビンゴ
やり方
- 「お正月に〇〇した人」「雪を見た人」などを読み上げる(もしくは、選んだ質問をする)
- 当てはまったら印をつけていく
ポイント
- 発表が苦手な子も参加しやすい
- 初日からいろいろな子が交わって会話をすることができる
- 「男女交互に会話する」など特別ルールを設けるのもよいと思います。
② 全員一致ゲーム
やり方
- お題:「冬といえば?」「給食で好きなのは?」
- せーの手を挙げるもしくはホワイトボードや紙を使って書いたものを提示(PCを使うのも◎)
- 全員一致したら成功
ポイント
- 人数が多い場合は2人1組などグループにするのもOK
- お題は子ども親近感が湧くものを「お正月の遊びといえば」や「学校でおもしろい先生といえば」など
- 協力感が生まれる上に失敗しても笑える
③ 冬休み明けすごろく
やり方
- すごろくのシートとサイコロを用意(これについては後述します)
- 4人1組程度のグループですごろく開始
ポイント
- 簡単で非常に盛り上がる
- マスのお題も簡単なものが多く、誰でも参加できる
以上の3つが私のよくするレクリエーションです。
ここで問題になってくるのが「ビンゴやすごろくのシート」「ゲームのお題」の準備です。
これを1から自分で用意していたら時間が溶けます。無駄です。
なので、ここは他人の力を使いましょう!
使うのはInstagramです。「冬休み明け レク」などで調べるとすぐに出てきます。
1から自分でするのは効率的ではありません。
楽できることは全力で楽をしていきましょう。
③ 1単元分の授業準備
どうして1単元分なのかというと…
そもそも、冬休みが短すぎます。
全部やろうとすると絶対にうまくいきません。まずは1〜2週間がうまく回るように準備をしていくことが大切です。
最低限やること
- 教科書の流れをざっと確認
- 評価規準・ゴールを把握
- 板書の型を決める
もうこれだけでいいです。しっかりと授業案を立てていくことも大切ですが、いくつもの教科を持っていると、目が回ります。
最低限、これで回るだろうというところまででいいのです。
おわりに
3学期の準備は「量」よりも「方向や質」の方が大事になると思っています。
初日こそ、先生も子どももラクに迎えることができるようにしていきましょう!
最初は先生も子どもも緊張しているものです。
初日を「来てよかったな」と思えるようにすると、その後もうまく回るものです。
準備は1人で無理せず、頼れるものを使いましょう。
では、みんなでよいスタートを切ることができるように祈っています。



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